「うちの息子の件でご相談があるのですが・・・」
「夫の言動がどうもモラハラに当たるようで気になるんですが・・・」
「妻の浮気を何とか辞めさせたい。」
時々、こんな案件で、カウンセリングに入って来られるケースがあります。
つまり、自分以外のことに対して、何とかならないかと言うご相談。
カウンセリングを行っている方でしたら、きっと何度かこういう経験があることでしょう。
まず、他人を変えるためにエネルギーを費やすのは、自らのエネルギーをすり減らすばかりか、必ず敵を作り出すことになることを念頭においてください。
いつも、このことを心に留めておく必要があります。
自分の見ている世界と相手が見ている世界は異なる
つまり、世界の人口77億人は、77億通りの世界を創り出しているということになります。
これを前提の上で、お話を伺うと、いかに家族であれ他人であれ、自分以外の人について語っていらっしゃっても、
あなたの目にはそう映って見えるのですね
と思ってお話をお聴きいたします。
よく考えるとお分かりいただけるのですが、この捉え方には、良いも悪いも、正しいも正しくないもありません。
もしも、クライエント様が、自分は正しいことに執着していらっしゃったら、それを手放すこともカウンセリングでは重要なポイントとなっていきます。
自分には自分の世界観、相手には相手の世界観がある。
たとえ、小さな子どもであっても同じです。
こういう理解に立てた時、カウンセリングが深みのあるものになっていきます。
私たちは、どんなご相談であっても、目の前の方の心が、クライエント様の心だと捉えて、向き合っていきます。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたに喜びの一日が訪れますように。
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