クライエント様の中には、すでに通院していらっしゃる方もいれば、これから受診しようかと考えている方もいらっしゃいます。
今回は、医療の仕事と心理カウンセリングとを比較してみようと思います。
聴いてくれないことへの愚痴
医者にかかったクライエント様が、時々こんなことを話されます。
その方は、腕が悪かったのでしょうか。
いいえ、違います。
私は、本質的な部分において誤解があると思っています。
こんなたとえがわかりやすいかと思います。
医者に共感を求めることは、
ラーメン屋さんでそばを注文するようなもの
です。
まず、医者の仕事はどこにあるとお考えですか。
患者さんの心を軽くすることでしょうか。
いいえ、違います。
医者の役割は、クライエントの脳を正常に働くようにすることにあります。
医者の真の業務
こんなことを書くと、医者が薄情な人間だと思うかもしれませんが、それは話を傾聴したり、心に共感したりするのは、彼らの専門外の仕事だからです。
医者たちの業務は、あなたの心に寄り添うことではありません。
彼らは、あなたの心ではなく、脳のはたらきに関心があります。
あなたの症状を問診し、診断名を下し、処方する。
これが、彼らの業務です。
ですから彼らにとっては、心を理解したり、共感したりすることは専門外だとご理解いただければ幸いです。
もし、あなたの心に寄り添ってくれるお医者さんがいたら、それはその人のお人柄によるものです。
ですから、癒されたいと思って医者へ行こうとしている方は、まずそれは見込めないことを理解しましょう。
メンタルケアの必要性
メンタルケアを必要とする患者数は、近年大幅に増加しており、厚労省の統計によると、平成29年には、
400万人
を超えています。
これは、人口比で考えたら、
400万人÷1億2千万人×100=3,3パーセント
に当たります。
このストレス社会の中で、メンタルをやられる人が激増しています。
当然、この状況の下では、医院側も、列をなす患者たちへの対応に手いっぱいです。
一人の人間の心に寄り添っている時間はないものとあきらめることです。
医療機関でのカウンセリング
ちなみに、精神療法を併設しているクリニックには、カウンセラーさんが常駐していることが多いですが、カウンセリングを受けることの決定は、医師の判断と許可が必要になります。
お医者さんの主業務は薬を売ることであり、それを決定づける診断名が必要です。
そのためには、当然のことながら具体的な症状を聞き取る必要があります。
初期段階では、臨床心理士によるカウンセリングを受ける機会があるかもしれません。
ただし医療機関におけるカウンセリングは、薬の処方のエビデンスを取るために行われるという目的があることをある程度理解しておきましょう。
あと、薬の処方には保険が適用されますが、精神療法であるカウンセリングには保険が適用されません。
料金は、1時間1万円が相場です。
精神療法を取り扱う心理カウンセリング
いかがですか。
ラーメン屋と蕎麦屋の違いとして、区別できましたか。
ラーメンを食べたければ、ラーメン屋さんに行く。
そばを食べたければ、お蕎麦屋さんに行く。
これらを混同しないことです。
医者は問診を行い、病名を見立て、症状を軽くする薬を処方することが仕事です。
そこにカウンセリングを求めて、お話を聞いてもらいたいと思っても、あなたの悩みが根本的に解決されることは、望めないという理由がお分かりいただけたと思います。
もしも、あなたが、
と思ったら、心理カウンセリングのとびらをお開きください。
カウンセリングマインドハピネスでは、あなたの心に寄り添うことも、共感しながら癒しを与えることも可能です。
ぜひ、1か月・2か月の長期パートナーシップカウンセリングでお試しください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたに喜びの一日が訪れますように。
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