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【内に入ると外に向かう】認知行動療法のねらうところ

カウンセリング

私は、認知行動療法を主体としたセラピーを手法としながら、短期終結かつ問題解決型であるカウンセリングをモットーとしています。

現在のカウンセリングスタイルに至った背景には、私自身がカウンセリングセッションを行いながら実感として得た経験があります。

一般論として捉えれ見れば心理カウンセリングには、効果を語られつつも、様々な問題点も併せ持っていたと思っています。

例えば、

・長期間カウンセリングを受け続けることで、クライエントの精神的・経済的負担が高まる。

・傾聴・共感のみで進むカウンセリングでは、本質的な変容がなされない。

などは、真っ先に挙げられる問題点です。

クライエントの立場にしてみれば、できるだけ短期に経済的な負担の少ない方法で本質的に解決したいと思っているはずです。

カウンセラー諸氏にとっては厳しい視点になりますが、クライエントに1年以上も継続してセッションを受けさせたら、そこにはカウンセラーの見立ての誤り、手立て不足、能力不足が疑われても仕方がありません。

実際に、私もそのようなカウンセリングを目にしたことがあります。

つまり、最も避けなければならないのは、転移という性質に寄ったクライエントのカウンセラーへの信頼感に甘んじて、カウンセラー自身が自らのセッションの効果を正当化してはならないということなんです。

例えば、傾聴主体のカウンセリングをずっと行い、手立てもなしに、単なる共感と言う名目でカウンセリングを継続するだけでは、クライエントの変容は引き出し得ないのです。

カウンセラーは、クライエントを確実に変容させる手立てを持っているべきです。

しかも、クライエントは千差万別。

一人にうまく働いても、他の人にうまく作用するかどうかはわかりません。

そうなると、カウンセラーの負担ってものすごく大きいと思えてきますよね。

こんなこと言ってたら、カウンセリングを請け負う人そのものがいなくなってしまいます。

 

でも、私は断言できます。

それは、

ある公式をもってクライエントに対すれば、必ず解決に向かうことができる。

ということです。

それは、簡単に説明すれば、非常にあっさりとした容易な手法です。

1 クライエントの話を傾聴する。
2 クライエントの観念を読み取る。
3 手立てを選択する。
4 具体的な事例を話す。
5 新たな捉え方を引き出す。
6 セルフイメージを向上させ、行動意欲につなげる。

この流れを以下の2つをベースにおいて行います。

①クライエントのすべてを受容すること。
②クライエントの感情や思考に良いも悪いもないと発信し続けること。

カウンセラーは、上の2つを、どこを切っても金太郎飴のように貫き通すことです。

もちろん、ゴールに向かうためには、カウンセラーにもクライエントにもあるレディネスが必要です。

そのレディネスとは、

・クライエントは、心の内に向かう勇気を持つこと。

・カウンセラーは、クライエントを確実に変容させられる信念を持っていること。

です。

実は、上記のカウンセリングの流れの中で、特筆すべきことがあります。

それは、カウンセラーは、クライエントの内なる声に気づくように誘導をしますが、そこに到達するとクライエントの意識は外を向き始めるということなんです。

つまり、内側を向いた意識が、外側に向けたエネルギーになっていく。

これは、パラドックスと言われる逆転現象ともいえます。

外に向かうのは、人間の自然なエネルギーのベクトルでもありますから、当然ですよね。

私の取り扱うCognitive-Behavioral-Therapy(認知行動療法)では、この法則に則って、短期間での行動変容を目指して行われます。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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