カウンセリングで最も需要があるのが、60分カウンセリングです。
それは、お話しされる方が最もちょうどよいと感じるお時間なのが理由だと考えています。
しかし、時には、もっと聞いてもらいたいというケースがあります。
その場合には、延長をとっていただくことになりますが、それでも最大で2時間が限度だと思っています。
それは、カウンセラーの集中力の持続が難しいということが理由です。
高速道路を車を運転しても、2時間くらいで休憩が必要なように、聴く作業もかなりの集中度が必要なのです。
この限度をこえますと、傾聴する集中力が低下することになり、カウンセリングの効果も低下することになります。
反対に、30分カウンセリングでは、心の在りどころに迫るためには、やや時間が不十分です。
聴くだけで終わってしまうこともあります。
セッションの導入としてご利用いただくのでしたらよろしいのですが、30分で「心のブロックを解放」は難しいとお考え下さい。
時間に限らず、インフォームドコンセントをきちんと行い、そのお時間でどのようになることがお望みなのかをご確認いたします。
これが重要なことだと考えています。
30分のカウンセリングはお悩みを伝える、60分のカウンセリングはカウンセリング導入のセッションとお考えいただければご理解いただけるかと思います。
60分お話しいただければ、いったん感情のリセットをし、自己受容度を深め、本来のご自分の姿にお気づき頂くことが可能だと思っております。
もちろんそこに導く自信もありますが、気づきはクライエント様のセンスにかかっている部分もあります。
悩みから解放されたいと強く願うのであれば、自らの心にフォーカスする必要があります。
そんな、勇気をお持ちになって、カウンセリングを受けてください。
あなたの勇気は、決して裏切られることはありません。
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