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バイアス(かたより、先入観)

心理学

どんな人にも、バイアス(かたより、先入観)ってありますよね~。(今、行動経済学の講義を聴いてます(笑)。)

その人の育った環境や経験など、バイアスに影響するようです。聞いてて興味深いと思ったことをシェアさせてもらいます。

 

審査は実力で判断?

ウイーンフィルでは、1990年代以前には、女性の団員はいなかったそうです。オーケストラの入団基準はあくまで実力とのことだったのですが、意外なことに女性は一人も合格していなかったそうです。

1990年代のある時から審査の際、音だけを聴いて誰が演奏しているかわからないようにしたそうです。そうしたら、初めて女性の合格者が出たとのこと。今では半数が女性団員。審査員は、実力主義と言いつつ無意識で性別も判断基準していたんですね。

人のバイアスは、企業イメージ戦略に活用され、繰り返し流れる宣伝にも利用されています。

サンタクロースのイメージ

サンタクロースといえば、赤と白の服や白髪白髭ですが、1931年より前はそんなイメージは無かったそうてす。コカコーラが企業カラーの赤白をサンタクロースのカラーに採用し宣伝を繰り返し流したことで、今のイメージが定着。コカコーラは、同時に、大切な人とクリスマスを過ごす幸せなイメージを企業イメージに添加することに成功し、アメリカでは絶大な人気を誇るそうです。

私などグルメ番組やコマーシャルの影響で夕食メニューを決めることもあります。ホント簡単に戦略に乗せられてます😅

バイアスはあくまでも基準です。自分のバイアスがどんなものか把握するのも面白いですね。もし、自分のバイアスを変えたいのであれば、

憧れる人を目指して【大谷翔平さんなら、◯◯と判断するのではないか】という別のバイアスイメージを持てば、自分の枠から出ることも可能だそうです。


 

「マインドハピネス」カウンセラーのほしわかです。

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