目に見えるものは、無数と存在しています。
私たちは、この目に見えるものを通して、様々なことを感じながら生活しています。
この積み重ねから、目に見えるものだけを大事にする習慣が身についていきます。
それと同時に、見えないものがおろそかされていくようになります。
では、目に見えないものとは何でしょうか。
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それは、自分の心。
よく、自分の心は俺が一番わかっていると言う人がいますが、これは大きな勘違いです。
我々は、頭でわかっているようでいても、できていないことばっかりです。
早起きは三文の徳とわかっていながら、朝10時まで寝ている学生。
これを食べたら太ってしまうとわかっていながら、甘いものをほおばっている女性。
時間とお金を失うとわかっていながら、せっせとパチンコ通いするサラリーマン。
子どもの自主性を育てたいと思っていながら、さっさと宿題やりなさいと怒鳴り散らす母親。
大人であれば、すべて悪いとわかっていることです。
それなのにやめることができない。
なぜなら、自分の心がどのようにはたらいているかがわかっていないからなんです。
そこに必ず出てくるのが、
言い訳
人は、自分を正当化するありとあらゆる理由を用意して行動しています。
いや、行動する以前からつまらない言い訳によって、本当の願いを消滅させていることもあります。
朝早く起きて、人よりも多く働いて大成しようとする願望。
ダイエットして、スレンダーな体型を目指そうとする意欲。
お金を貯めて、自宅を購入しようとする夢。
子供の本当の幸せを願う親の心。
これらを、見ないようにしているのも自分であり、見えなくさせているのも自分。
あなたは、どんな言い訳によって、自分の願いを消滅させていますか。
仕方ない。
これも方法の一つだ。
ほんの一回だけ。
見えないものをおろそかにしていると、見えるものに翻弄されて生きることになります。
もう、そろそろ周りに振り回されながら生きるのを止めにしましょう。
見えないものにこそ、強大なエネルギーがあります。
この景色をはっきりと見たときに、あなたは異なった自分自身に出会うはずです。
そろそろ、自分自身の本当の心を知ってみませんか。