素人と心理カウンセラーの大きな違い
友達は、今のあなたを肯定してくれます。それは、力強いことです。
それに対して、心理カウンセラーはこの潜在意識との対話を支援します。
今のあなたにどんな感情があるのか。
その感情を掃き出して、じっくりと感じてみる。
それらをありのままに受け入れてみる。
感情の大元にある自分自身の決めごとを感じる。
決めごとの背景をまるごと捉える。
変えられるものと変えられないものに整理する。
決めごとのない自分をイメージしてみる。
なりたい自分の実現のための行動が生まれる。
相談が「こうしたらいい。」「ああすればいい。」など、ものごとへの対処に終始しやすいのに対して、カウンセリングはご自身の内面に深くアプローチするものということがお分かりいただけるものと思います。
自分が変わるという意味
誰もが今の自分のままでいたいと思います。
それが、通常の心のはたらきです。
特別に、あなたが自分を変えようと思う必要もありません。
私も、クライエント様にはあなたはあなたのままでいいのですとお話ししています。
でも、今あなたが苦しみを抱えているなら、その苦しみの根っこの部分と向き合ってみませんかということだけはお伝えします。
自分自身を肯定しながら、自己受容を進めていき、心に働くすべてをありのままに受け入れていくのです。
本当の心にあるものに気づく。
そして、眠っていた感情、思考パターン、引き起こされる行動がつながっていく。
「内なるものへの気づき」
こそがカウンセリングの肝です。
自分を変える、変えないという観点にこだわる必要はありません。
重要なのは、それに向き合うあなたの勇気だけです。
潜在意識はとても愛らしい存在
潜在意識は、決して悪者ではありません。
これまで、あなたを不安から守り、悲しみを癒してくれました。
「いつも、わたしを守ってくれてありがとう。」
と声をかけてあげてください。
もしも、あなたがカウンセリングを通して、潜在意識がこれまであなたに苦しさをもたらしてきた不都合な部分までをも守ろうとしてきたことに気づいたら、それはたいへんすばらしいことです。
守るべきは守る、手放すべきは手放す。
これに気づいた時、あなたは心の中で何らかの変容を遂げています。
潜在意識にいるもう一人の自分
それこそ、幸せを求めて生きようとしていた自分であり、本来のあなた自身です。
子どものころのあなたがそうであったように・・・。
喜び・悲しみ・不安・怒り
どの感情も、あなたの潜在意識から生み出されたものです。
あなたそのものなのです。
そう考えると、潜在意識から飛び出してきた感情一つ一つがとても愛らしく、いとおしいものに思えませんか。
あなたの感情に、良い悪いの評価をする必要はありません。
あなたは、人生の中で経験を積みながら、それを大事に作りあげてきたのですから。
そこには、本当の素のままの自分自身がいます。
純粋で、かわいらしく、柔軟かつしなやかで、きれいで、エネルギッシュでパワフル・・・。
と思えたなら素晴らしいですね。
カウンセリングマインドハピネスのカウンセリングでは、この感情をよりどころにして、潜在意識との対話をサポートしております。
(*この記事を読んで、ご自身をいとおしく思っていただけたら幸いです。)
動画での解説はこちらで。
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