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生真面目過ぎる生き方の現実

心理学

よくうつになる方は、

「生真面目すぎる。」

と言われます。

真面目であることは、人としてかけがえのないものです。

それは、真摯に生きる、誠実に対応することだと思うからです。

ただ、真面目さの加減は人それぞれ違います。

例えば、現代の競争社会の中で、成果を求められたときに、誰もがそれに答えようと努力します。

その取り組みがオーバーワークになり、ストレスを感じ始めたとき、どのように対処しますか。

A 「こんなのやってられるか。」
B 「もっとやらなきゃ、がんばらなきゃ。」

さて、あなたはどちらですか。

ずばり、うつになりやすいのは、Bのタイプの方ですね。

これは、心の本質的な部分に「ものごとに従順な心」を持っているからだと言えます。

従順さは、子ども時代に親や規則に従って生きてきた経験則から身に付けていったものです。

しかし、その裏にご自分の本心が必ず隠されています。

本音とたてまえ。

自分の本当の心を抑圧し、心の奥底にしまい込んだまま生きるのは辛いことです。

ドラえもんで例えれば、

ジャイアンのように思うがままに生きるタイプ

しずかちゃんのように社会に従順に生きるタイプ

自分の心のままに生きているという観点では、ジャイアンが勝っています。

迷惑を考えないために周りから嫌われやすいですが、当の本人は全く気にも留めないというのが特徴です。

心が壊れるまで、我慢を続ける必要はありません。

自分の本当の心に向き合って生きることの大切さをいつも感じています。

自分が一番、周りは二番です。


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