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行動の裏に隠されている感情

心理学

今のあなたの行動に、恐怖の感情がベースにあるのか、喜びの感情がベースにあるのか、考えたことはありますか。

 

仕事を例に考えてみましょう。

まじめに働かなければ、日々の支払いが滞ってしまう
何かしないと自分は認めてもらえない
ちゃんとやらないと上司に叱られる
仕事をしないと食べていけない
親が自分のために大学まで出してくれたんだから、その思いを裏切るわけにはいかない
これらは、すべて「怖れ」からくる行動です。
 
この行動によって得られるのは、安心。
 
でも、やってもやっても不安がなくなることはありません。
 
それは、行動を積み重ねようとも、「怖れ」という土俵に立って、周りを見ているからですね。
 
 
反対に、不安もなく、生き生きと仕事に取り組んでいる人もいるはずです。
 
こんな人はどんな感情の状態でいると思いますか。
 
 
その答えは、
 
 
喜びの感情
 
 
です。
 
 
喜びをベースに行動している人は、仕事をすることで、人の役に立っていることを感じ、心が満足感に満たされていきます。
 
得られた喜びが、次なる行動へのエネルギーになっていく。
 
行動が喜びをもたらし、喜びが行動を加速させていく。
 
正にはたらくレバレッジがかかった状態。
 
 
このように、行動の背景に「怖れ」か「喜び」かで、得られるものが大きく違うということです。
 
では、「怖れ」から「喜び」へはどのようにしてシフトしていけるのでしょうか。
 
 
それには、まず「不安・心配・恐怖」を抱いている心に気づくことからです。
 
それが、単純にわかる二者択一の質問例。
 
あなたは今、満たされてる感がありますか、それとも欠乏感がありますか。
 
例えば、半分入った愛車のガソリンをまだ半分あるとみるか、あと半分しかないとみるか。
 
 
日常的にこんな行動があったら、要注意です。
 
よく人を責め立てる人。
かんしゃくを起こす人。
愚痴や不平不満を吐き出している人。
言い訳や自己弁護が多い人。
 
 
こんな人は、心に何か満たされていない部分を抱えています。
 
満たそうと必死になるほど、満たされない。
 
やればやるほど、うまくいかないことって、ありますよね。
 
まさに、そんな状態。
 
今の自分を必死になって守ろうとしているということなんです。
 
「不安なステージにいる自分」を守ろうとすればするほど、そこから降りられなくなります。
 
 
そうまでして、あなた自身を守る必要がありますか?
 
 
だから、気づいてください。
 
気づくだけでいいんです。
 
 
「こんな自分を頑なに守る必要はない」とさえ気付けば、愚痴・怒りの言葉・自己弁護・言い訳などが出てくる回数はうんと減ります。
 

口から出る言葉は、重要です。

「Dream Killer」

と言われるように、つまらない言葉で可能性まで手放すこともあることを知っておいてください。

 

あなたが自分を守ることを手放したとき、これらの言動は出なくなります。

それは、心が無防備で、何も構える必要がなく、とても居心地のいい状態です。

 

それこそ、喜びの感情を生み出すステージへの入り口。

 

この満たされた感情のステージには、不安も怖れもありません。

おまけに、喜びの感情ベースでの言動は周りへの波及エネルギーも絶大です。

 

これが、あなたに幸せが引き寄せられていくイメージなんです。

 

あとは、感情に従って行動を起こすだけ。

 

 

さあ、今すぐ、あなたの行動の動機を丁寧にモニタリングしてみましょう。

いやだなあと思ってやっているか、楽しんでやっているか。

怖れからやっているか、喜びからやっているか。

日常の中でチェックしてみましょう。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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今日もあなたに喜びの一日が訪れますように。