あなたが今の勤め先を辞めたいと思っていると仮定します。
その決断の行動を起こす前に、やるべきことが一つだけあるんです。
そこに気づいていただくこと。
これが、この記事のテーマです。
実はあなたは会社を辞めたいわけではない
LL「え? 私は、真剣に辞めたいと思っています。」
CO「入社した時にはどうでしたか。」
CL「はい、そのときには希望に燃えていました。」
CO「では、今の気持ちとは違っていたということですね。」
CL「はい、今の状況は、私には我慢できません。」
ここなんです。
あなたは、会社を辞めたいのではなくて、現在の感情がもう我慢できないから、ここから抜け出すことで、平静な感情を取り戻したいと願っているのです。
CO「では、その感情はどんな感情でしょうか。」
と、お伺いしていきます。
長時間労働させられてまるでロボットみたいだ。
モラハラまがいの言葉に耐えきれない。
会社のことが、次々に語られていきます。
でも、その会社で生き生きと働き続けている人も大勢いる。
心の在りどころに気づく
会社を辞めたいというご相談のとき、私はいつも心の中にあるものを見つめます。
そして、クライエント様には、心の中にある本当の感情と向き合ってみることを促していきます。
すると、あることに気が付いていきます。
勤めることは、自分の時間を会社に提供すること。
自分の時間が無くなれば、心と向き合う時間も余裕もない。
忙しいとは、まさしくその心を亡くすと書きます。
だから、カウンセリングでじっくりと心の中の本当の自分と向き合ってみるんです。
ほとんどの人が、本当の心に気づけていません。
忙しさで、忙殺されている心の状態。
とても、危険です。
人間関係も同様
夫婦関係で、
「あの人と別れたい」
も、もうこれ以上耐えられないと心が悲鳴を上げているということ。
離婚する前に、感情に向き合うことをお勧めします。
それは、一人よりも二人で行うのが効果的。
そのためにカウンセリングを活用してください。
あなたの起こそうとする行動の裏側に、必ず感情が眠っています。
これが、感情と行動の原理原則。
眠っていた本当の感情を起こし、それを大切にしようと決めた時、あなたのネガティブな表層的な感情は溶けていきます。
本当の心に気づいたあなたは、以前のあなたとは違います。
そのあとは、きっとあなたの心が、力強い行動を生み出していきます。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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