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深い悩みから抜け出すための3つの思考

心理学

では、絞り込んだ3つの性格傾向「頑固、生真面目、自己中心性」はどうしたら変えられるのか検証してみましょう。

 

そのための、第一歩は、何といっても、

自分を知ること

です。

よく素人のゴルフのスィングを見ると、

「あ、ヘッドが動いている。」

「力んでいる。」

「体重移動がスムーズでない。」

と思うことがあるかと思います。

でも、本人はプロゴルファーのイメージでやっているんです。

 

空手の型も同じ。

私は、空手を数十年もやっていたのでよくわかるのですが、

自分では全日本チャンピオンのイメージで突き蹴りを行っているつもりでも、

よく師範からは、

「腰が入っていない。」

「拳に体重が乗っていない。」

「体軸がぶれている。」

とことあるごとに言われてきました。

 

つまり、

自分では見えない

ということ。

 

やっているから、意識もあるし、イメージも持っている。

下手なつもりもないし、結構なり気になってやっているんです。

それでも、わかっていないということ。

 

性格も、本人に言わせれば、

「頑固、生真面目、自己中心性」

だとは思っていないということなんです。

 

ですから、まずは、

認める素直さ

を持つことです。

これに理由付けはいりません。

素直さがなければ、性格は変わりようがありません。

 

次に、その言葉の持つ意味よりも、

なぜ自分はその性格を選択しているのか

という背景を知ることです。

この時には、後天的に形成されてきた社会的性格という観点に立ってくださいね。

(先天的気質を持ち出ださないようにしてください。)

もう一つ、ここで大切なことは、自分の性格には良いも悪いもないと信じ切ることです。

 

多分、これまでに考えたこともなかったと思いますが、実は、

あなたにはこの性格に留まる必要があった。

と考えてみるのです。

 

そうすることで、あなたは何かを得ていました。

その得ていたものを、見つけることです。

 

頑固でいることによって得られるもの。

真面目でいることによって得られるもの

自己中心でいることで得られるもの。

 

その答えが見つかった時、あなたは、自らの心のはたらきを初めて目にすることになります。

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