かや野カウンセラーによる心理学講座です。
テーマは、「時系列でみるうつの見立て」です。
私は、4つの観点から、情報を収集して、総合的に判断します。
自殺とうつの関係性については、様々なところで論じられています。自殺者(未遂者含む)の多くは、うつの進行中であるとのこと。だとしたら、自殺を防ぐためには、そこにどれだけ手を差し伸べられるかが重要なポイントになります。
様々なライフイベントがありますね。それをどう捉え、どのように記憶にとどめるかがその人なりの認知で決定づけられます。
この時大事なことは、カウンセラーは、ライフイベントを原因論ではなく、クライエントの中で、うつであることの目的論となっている意識を探ることです。
疲労の蓄積度は、この図で見ると理解しやすいですね。
基本、うつにかかりやすい人の特徴は、「頑固・生真面目・自己中心性」と見ることができます。しかし、その分、人生に真剣に向き合っていると言えましょう。
明らかな過剰な頑張り過ぎが認められるようであれば、休養も必要です。しかし、これは、努力することを放棄することとは違います。
要は、うつになる人は、人生のライフイベントをどのように記憶に落とし込んでいるかがよりネガティブに働きやすいのです。
認知の特性を知ることが何にもまして重要なポイントです。
ご自身の経験を可視化する作業です。これを、認知の書き換えの資料にしていけますね。
自分自身の経験をどのように捉えているのかが、わかる資料になります。
特に女性の場合には、出産によりホルモンのバランスに変化が生じ、うつが発症しやすい状態になることに留意したいところです。
うつ症状は、脳の神経物質のはたらきとの関連性が高いと言われます。
クライエント様も、抱えていらっしゃる症状もそれぞれ。
私は、常にうつの方には強い生命エネルギーがあると信じています。
そのエネルギーにはたらきかけつつ、その方に適したアプローチを考えて、より適応的な考え方にシフトできるようにカウンセリングでは誘導していきます。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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