私の携帯電話は、だいたい一日10件ほどお問い合わせの着信が入ります。
その理由は、グーグル広告に電話番号を掲載しているからなのです。
でも、そのうちの約半分は無言電話。
他は、多くが無料相談だと思ってかけてくる人。
それでも、電話番号を掲載するのはなぜだと思われますか。
それは・・・・、
電話でカウンセリングを申し込みされる方も少なからずいる
からなんです。
WEBからのお申し込みに敷居が高いと感じる方もいる。
こんな事実をこの着信が教えてくれます。
そういう方がいる限りは、掲載をやめるわけにはいかないと思っています。
そうはいっても、こうも多い無駄な電話。
何とかならないものかとは常々思っています。
かけ放題に入っていれば、電話をかけることには料金を負担する痛みが伴わないからかもしれません。
自分自身を明かすでもなく、匿名で話を聞いてもらえるからかもしれません。
非通知でかけてくるのは、その典型的な例です。
残念ながら、そこには、自分自身が変容するという覚悟が見えません。
では、なぜ、多くの人が気軽に無料で相談できると考えてしまうのでしょうか。
それは、行政が進めている困っている人を救済する動きを知っているからに他なりません。
い例が、いのちの電話です。
行政がこれを必死であと押しするのは、自殺率が上がれば政治問題になることがわかっているからです。
当然、内閣の支持率も下がります。
しかしです。
そんなことよりも、そういう甘い社会的な土壌が、人々の心をますます豆腐のようにふにゃふにゃに弱くしていることを見逃してはいけません。
現在、新型コロナによって行き詰っている人が多いのは周知の事実ですが、経済的に追い詰められている人が多いことをそっちのけにして、心だけ救済しようとしても無理があります。
経済活動を活発にするためには、多くの人が金銭的にもゆとりを持った生活を送れるような社会基盤を作っていくことこそ、行政が本気度100%で取り組んでいくべきところです。
もちろん支援は必要だと思いますが、人の心の振動まで弱らせていくようでは、それもまた本末転倒であろうと考えるわけです。
結局は、問題は己自身にありというところでしょうか。
今日もまた、電話対応で、こんなことが繰り返されます。
「カウンセリングは有料です。」
「お金はありません。」
この言葉を聞いて、まずこの方には、カウンセリングに料金を支払う意思がないと判断いたします。
などのマインドが見えるのです。
そんな方は、ぜひ行政の相談窓口に行ってみてください。
どんな対応が待っているか、よくわかるはずですから。
相談業務に携わる方々は、給料をいただいて対応していますから、ある程度お話を聞いてはくれます。
でも、あなたが心を開けば開くほど、相手との距離感を感じていくことでしょう。
相談員は無料で話を聞いてやっているという無意識
どうせ無料だからというあなたの無意識
こういう前提で行われるお話し合いは、カウンセリングとは程遠いものです。
信頼関係などは一切ありません。
もちろん、あの方たちに悪意はありません。
公務員は給料をいただいて全体に奉仕するのが務めですから、その枠内で仕事をこなしているに過ぎないのです。
ここにこそ、本当のカウンセリングが生まれる土台があるんです。
心の中に向き合うという準備性。
つまり、あなたご自身がカウンセリングにそういう価値を作り出しているかどうかという問題です。
私は、行政の相談窓口は、現実的な対処方法を参考程度に聞くところであって、あなたの悩みを解決するところではないと申し上げておきます。
そして、対処の方法がわかったとしても、あなたの人生の脚本は何も変わることはないことを知っておいてください。
すべてはあなたのマインドが作り出している世界だということを理解したら、必ずこの意味がお分かりいただけます。
無料ですかと聞いてくる方々には、
すると、
「今までこういう電話は無料だと思っていました。」
「よく考えれば、無料にはなりませんよね。」
そうおっしゃいます。
これも、カウンセリングの良さを広めるための活動の一つです。
相談の領域では、無意識の中の自分に踏み込むことはありません。
カウンセリングは、あなたの潜在意識に働きかけて、インナーボイスに耳を傾けます。
フルの本気度と共に、カウンセリングをお申し込みいただいた方。
そういう方々を、私たちは真のクライエント様としてお迎えいたします。
そして、我々カウンセラー一同は、ご料金をお支払いいただいた分は、必ずカウンセリング効果でお返しするという信念で、あなたの心に向き合います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたに喜びの一日が訪れますように。
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