先週、人間関係でお悩みのクライエント様の一か月コースが終了しました。
私のカウンセリングでは、自己受容を促進し、認知行動療法をベースにして新たなものの捉え方や考え方を生み出します。
2回目の1か月コースでしたので、前回の自己受容の促進に加え、「認知のモニタリング」や「心が楽になる方程式」などのワークを行いながら、心の学びを十分に深めていただきました。
現在のこのクライエント様の心の状況は、カウンセリング開始時とは全く違っております。
ご自分の心に向き合うことができるようになりました。
相手は変えられないことを受け入れ、執着心が薄れつつあります。
疑心暗鬼に満ちていた心が、カウンセラーへの信頼感から、人を信じることを選択できるようになりつつあります。
ご自分自身のどんな感情も肯定して捉えることの大切さを学びました。
つまり、目の前にあるものは全く変わっていないのですが、捉え方が変わっているので、映し出される景色が全く違うというものです。
元来、美しいものに心を動かされるこちらのクライエント様。
ありがたいことに、美しい紅葉の景色を写真にとって、私に送ってくれました。
今、この瞬間を楽しい、うれしい、気持ちいい、心地よい、美味しいと感じているときには、もやもやした感情が湧き出る余地はありません。
また、一か月コースが終わっても、カウンセラーとつながっていることが、この方にとっては大きな励みにもなっています。
最後のセッションの終了時に
「戸惑ったときには、またカウンセリングをお願いしますね。」
と言われたとき、カウンセリングを終了し、自らの足で歩くことを選択しようとしているクライエント様のその心に大きな尊敬の念をもちました。
カウンセリング自体がお金のかかる自己投資です。そこから得られたものは、一生使える法則であり、必ず心を豊かにしてくれます。これからは、ご自分自身の喜びにたっぷりと自己投資していってください。
自分の翼で飛べない時、人の力を借りて、人間は立ち直っていけるものです。
そんな時は、とことん面倒を見てくれる居場所があってもいいと思いませんか。
カウンセリングマインドハピネスは、クライエント様が一人で歩くことができるまで、とことん寄り添います。
そして、幸せな人生を歩むことを心から願っています。