カウンセリングは、クライエント様にとって最後の頼みの綱。
その綱を離されたら、奈落の底に陥ってしまう。
そんな感覚を時に覚えるのです。
私は、藁をも掴みたいのなら、丸太を投げてあげます。
それにしっかりとつかまって、まずは沈まないで浮いているご自分を感じていただきたいのです。
だから、無条件の受容がどうしても必要。
悩みを聞いてもらいたいクライエント様には、
心理学の知識も、
カウンセラーの世界観も、
偉そうなアドバイスも、
たいそうなセラピーも、
すべて必要のないものです。
ひたすら関心を持って、受け止めてあげる。
温かいふところで包み込んであげる。
心理カウンセラーには、そんな寛大さが必要なんです。
飾らない、
気取らない、
そねまない、
偽らない、
人間としての品格。
教育の世界では、教師は人なりと言う。
それとと同様、カウンセラーも人なり。
人が人を生かす。
これが本当のカウンセリング。
そこには、
資格だとか、
経験だとか、
有名であるとかに、
一切関わりのないクライエントとカウンセラーの共有する心の世界があるのです。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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