トラウマ
ドイツ語で、夢をTraum(トラウム)と言います。
夢でも、悪い夢のようなイメージ。
おそらく、ラテン語からの派生だと思われます。
トラウマは、日本語では心的外傷と言われ、内外の要因によって肉体的または精神的なダメージを受け、それにとらわれ過ぎてしまうことを意味します。
本編では、トラウマの原因と解消方法についてまとめてみました。
心に傷を受けた経験を思い出しながら、お読みいただけたら幸いです。
どんなことがトラウマになるの?
実は、これらに共通しているものがあります。
それは、
被害者であること
です。
そして、こんな思いを膨らめます。
カウンセラーは、
お辛い心情に心から共感します。
あなたの感情を無条件に受容します。
あなたには、第一優先で、それが必要だからです。
溺れる者はわらをも掴む。
藁ではなく、がっしりとした丸太のいかだに乗った気持ちになってください。
何がトラウマの原因になっているの?
次第に感情がリセットされ、心が癒されていく中で、あなたは、はっと気づきます。
それは、
被害者の立場でいることを選択し続けるご自分自身
自分の悲しい感情を肯定するためには、被害者であり続ける必要があった。
そう、潜在意識は、ここが厄介なところ。
人の潜在意識は、現状を維持しようとするもの。
それゆえ、全力で今の自分でいるための理由を並べようとします。
言いわけ
愚痴
後悔の言葉
マイストーリーを作り上げる、つまりエリックバーンの人生脚本と言われるのがこれ。
その理由は、こちらで。
悲しければ、悲しんでいいんです。
不安なら、不安を感じればいいんです。
腹立たしいのなら、腹立たしさをたっぷり感じてください。
涙を流し尽くした後は、一滴も出てこない。
感情は、たっぷりと味わって感じることで、溶けて、消えていきます。
そうすれば、あなたは、その感情を守り通す必要もなくなります。
自分を守ろうとする力みが薄れたことを感じたなら、あなたは被害者から抜け出すきっかけをつかみかけています。
トラウマはどうやって解消できるか
ある日突然、トラウマから解放されていたなんてことは決してありません。
じっくりと時間をかけながら、1から3へとステップアップしていきましょう。
時間をかけてでも、洗いざらいの感情を掃き出してください。心理カウンセラーに寄り添ってもらうのが最も最適な手段です。家族や友達では、無条件に受容できないため、やや役不足です。医師に求めても、それは実現できません。
人の心のはたらきです。無意識のうちに自分を守ろうとしているのを手放す感覚をカウンセリングの最中で感じる場面があります。ここに到達するには、ただ聴くだけの傾聴では決して望めないもので、心理カウンセラーの腕の見せ所だと思っています。
あなたには、すべてのものが備わっています。生きていくためのすべてを持っています。そして、これまで満たされた人生を歩んできました。
周りの人・もの・出来事・・・、すべてを受け入れる感覚。こんな感覚になった時、あなたは被害者ではなくなっているはずです。周りにいるのは、あなたの応援者。敵は一切いません。過去への後悔も未来への不安もありません。まさに、無敵の状態です。
頭でわかっても、心で受け入れていなければ、わかっていないのと同じこと。
これらは、「心のはたらき」を自らの心を通して実感を伴って学ぶことでしか、分かり得ないものだからです。
あなたのトラウマが消えてなくなることを願ってやみません。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
ブログランキング参加中です。
この記事にご共感いただいた方は、ぜひワンクリックをお願いいたします。m(_ _)m
今日もあなたに喜びの一日が訪れますように。
コメント