最近の新型コロナウィルス蔓延化において、話題になっているのが、
体の免疫力
です。
免疫力のある人は、コロナウィルスに感染しても重症化するリスクが少ないとしきりにテレビ放送で解説者がよく話していますね。
この免疫力について、皆さんはどのようにイメージしていますか。
簡単に言うと、免疫の仕組みは、「防御」と「攻撃」の2つがあります。
「ウイルスや細菌を体内に侵入させないはたらき」と「侵入してきたウィルスや細菌と戦うはたらき」です。
「私、弱いかもしれない。」
とご心配な方も大丈夫です。
この免疫力は、人に生まれつき備わっているものです。
あなたが生きている限り、あなたの意思とは関係なくはたらいてくれる力です。
普通に、食べて、寝て生活していれば、この2段階の防衛システムがあなたの体をがっちり守ってくれます。
私たちの体の免疫力、いくつか例を挙げてみましょう。
まず、ディフェンス(防衛)から。
次に、オフェンス(攻撃)。
多分、痛みと免疫力とは、つながらない方もいらっしゃるかもしれません。
体は、このように、実にうまくできているんですね。
心は、姿かたちが見えないものだけに、イメージが持ちにくいですが、私は、人の心にもこの免疫力が備わっていると思っています。
例えば、うつの方の精神的治療は、基本何もしないことであり、しなければならないという観念を緩めることです。
事実、うつの方に、無条件に休みを与えれば、少なくとも症状が悪くなることはないし、そのうちに自然と何かをやってみようという心も生まれてきます。
その根拠は、人間の心の中には、何らかの行動を起こしたいというエネルギーが備わっているからです。
マイナスエネルギーに支配されているように見える人でも、プラスエネルギーがどこかに存在していると信じるからです。
あなたの赤ちゃんのときを思い出してみましょう。
ずりずり移動から、いつの間にか自ら立ち上がって、歩行しようとしたはずです。
そして、いつの間にか、歩行ができるようになっていた。
歩行ができれば、今度はいろんな所へ自ら行ってみようとする。
止められたって、手を振りほどいて、動こうとしたはずです。
この姿こそ、人間の本来の姿なんです。
悩む人は、この自ら持つエネルギーを阻害するものを抱えています。
過去のトラウマから
身の回りの人間関係から
会社のストレスから
ウィルスを外的要因に例えたら、それに影響を受けて、心が感染しているようなものです。
例えば、
体の痛みに対して湿布を貼れば、その痛みは和らぎます。
心の辛さに共感して寄り添ってもらえば、心は楽になります。
でも、どちらも痛みを和らげるだけのものです。
湿布を貼ったからといって、共感して寄り添ったからといって、完治するわけではありません。
ここで、出てくるのが免疫力です。
先の例で述べた通り、
体は内部の免疫力という隠れたはたらきによって、じわじわと機能を取り戻していくものでした。
つまり、
心もあなたの内在的な自然治癒力によって、元に復元されていくもの
だと思いませんか。
心理カウンセラーは、クライエントの自然治癒力を100%信じて、それに働きかけていくだけ。
そして、感情(E)~思考(T)~行動(A)が、本当の心の中にある思いの実現とリンクするように調整を図っていくだけです。
まとめ
・人間の心にも、自然治癒力というはたらきが備わっている。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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