感情と夢が連結したお話。
実は、少し前に一つのSNSのメッセージにむらむらと怒りの感情を覚えました。
その源泉は、恩を仇で返されたと感じたからでした。
「あれだけしてやったのに・・・」
正直にそう思いました。
そして、そのもやもやを抱えながら寝たその日に見た夢は、なんと・・・。
空手の夢。
数年前に亡くなった空手の師範の基本練習を受けているんです。
その師範の教えの根底は、空手を使ってはならないというもの。
使わぬに越したことはないというもの。
つまり、自らを諫めよということです。
師範は、高段者でありながらも腰が低く、私が模範としてきた方でした。
朝起きると、不思議なことなんですが、もやもやした心がスーっと消えていました。
ひょっとしたら、これは、わたしの感情の自己抑制が呼び込んだ夢なのかもしれません。
私も、恥ずかしながら、若いころは、怒りに任せて家の壁に正拳を突き、大穴をあけたものです。
空手道2段になった今では、そんなこともなくなりました。
実るほど、首を垂れる稲穂かな。
その心を引き出すためには、常に周りへの感謝の気持ちを忘れないことです。
私の心には、師範の教えがずっと刻まれ続けています。
感謝の心と共に・・・。
コメント