心の気づきは具体的にどうやって生まれるのか。
それが、カウンセリングで生まれるわけ。
こんな、疑問にお答えしようと思います。
クライエント様は、まず信頼できそうなカウンセラーを選び、自分のお悩みについて話し始めます。
このときに話す内容は、有意識の領域にあるもの。
つまり、ご自分が意識化できていること。
無意識にあるものは、言葉にはなりません。
それは、ただ感じることによって、姿形を表してくるもの。
カウンセラーは、クライエントの有意識を聴きながら、無意識の世界を感じようと努めます。
クライエントは、有意識をお話しながら、感情をじっくり感じていきます。
そう。
カウンセリングだからといっても、洗いざらい全部話せるわけではないんです。
話しづらいこと。
話せないこと。
それはもちろんあります。
話せること言葉にすることによって、見えてくるものなんです。
クライエント様がカウンセラーに話すことで、初めて気づくこと。
それは、無意識の中にある心の在りどころ。
無意識とは・・・。
あまりにも大きくて、つかみどころがない、実体のないもの。
私たちは、このとてつもなく大きなエネルギーによって、動かされています。
これを意識の中に取り込むヒントを得るのが、気づきであり、カウンセリングの大きな目的の一つです。