クライエント様がお話になる60分間。
様々なことをお話されます。
現在の周りの状況。
家族関係や会社での人間関係。
そうしたときに、私には見えるものがあります。
そう、それは、クライエント様の心の声。
心の叫び・・・・、
つまり、
インナーヴォイス(内なる声)
本当は、こうなりたい、こうしたい。
でも、それが言葉にならない。
私も初めの頃は、私は必死になって、クライエント様の話すことをそのままメモしていました。
そして、その感情に寄り添うことに自分の全エネルギーを費やしていました。
それは、それで正しいことだと思うのですが、でも、何かが足りないんです。
クライエントのためにと思い、必死に共感しても満足してもらえない。
何かが欠けていたのです。
その何かとは?
それは、
カウンセラーがクライエントの本当の心の叫びを聞けているかどうかという点
にありました。
あなたの心に寄り添います。
共感しながら傾聴します。
などと表面上は良さげなことを書いているカウンセリングサイトが結構ありますが、本当にそれだけで十分なんでしょうか。
今の私なら、その答えはノーだと言い切ります。
いくら共感したとしても、内なる声をキャッチできないカウンセリングは、ただお金と時間を費やすだけのカウンセリングに陥ります。
つまり、共感と言う似非ものの偽善にお金を費やさせて、結果として何も得るものはないのです。
カウンセリングに必要なものは、同情ではありませんし、薄っぺらな共感でもありません。
これは、極端な意見になりますが、私はクライエント様の話にはあまり意味はないと思っています。
つまり、もっと大事なことがあるということ。
それよりも、言葉にならない感情や潜在的に持っているものの方がより重要だと考えているのです。
口からスムーズに発せられる言葉は、顕在意識から出てくるもの。
それよりも、潜在意識の中に存在するものがより重要だということです。
例えば、セッションを深めていくと、クライエント様の口からこんな言葉が出ることがあります。
この気持ちは、初めて口にしました。
自分でもびっくりしています。
また、恥ずかしい体験や社会的に認められない経験など、これまでご自身で否定し続けていたものごとを初めて言葉にされることもあります。
カウンセラーは、常にそういった部分にフォーカスしながらお話を拝聴する必要があります。
だからこそ、
という喜びに満たされるのだと思っています。
心の気づき=変容
です。
必ず、目の前のものがこれまでとは違って映し出されます。
愛しい人と結ばれた翌日に見た朝日と会社を解雇されて帰るときに見た夕日
同じ太陽を見ても、違って目に映るのと同じことです。
人の心は、周囲の人・もの・ことに投影されます。
カウンセラーには、内なる声を聴けて、しかもそれを言語化してやれる能力が必要です。
もちろん、カウンセラーの言葉ではなく、クライエント様ご自身の言葉でです。
私は、そこに、真のカウンセリングの姿を見るのです。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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