そこで、仮の話ですが・・・。
もしも、あなたにとって、社会的地位も、財産も、家庭も、全く意味を持たなくなったとしたら、どうしますか。
そんな状況は考えられないと思ってはいけません。
私は、これまでにいくつもそのようなケースに出会ってきました。
大手銀行に就職が決まった翌日、バイクで亡くなった友人。
ある日、家族でドライブに出かけた帰りに交通事故にあい、妻・子供二人・母親の４人を亡くし、自らも半身不随になった知人。
震災で家族と財産をすべて亡くした女性。
過剰な勤務で過労になり、翌朝布団の中で亡くなっていた人。
仕事に行き詰って、投身自殺した友人。
人生を生きることは、様々な人の生きざまを目にすること。
これらのことは、私に大きな示唆を与えてくれたように思います。
「自分は生かされている。」と常々思っています。
正直言うと、私にも大きなマイナス思考がありました。
例にもれず、それは怖れの感情から来ていました。
築き上げてきたものを失う怖さです。
そして、見栄を張る自分であり、体裁を気にする自分・・・。
何よりも、一度就いた仕事を途中で投げ出すことに抵抗がありました。
でも、今思えば、ここを乗り越えられたのは、新しいことをしてみたいという
たった一つの希望
を持ち続けたからだと思います。
私の目指した新しいこととは・・・。
それは、
すべて自分の手でやる
ということ。
先に申し上げましたように、公務員の世界は、何でも保障されています。
給料も、生徒も、与えてもらえる世界です。
私は、そこに自分の主体性は生かされないと気付きました。
中途退職することは、悠々自適なゴールに向かったレールから飛び降りるような大きなチャレンジでした。
退職前に、周りの人は私に言いました。
「辞めるなんてもったいない。」
そのもったいないは、
保障された人生を棒に振るのか
と言うことです。
私は、この時、初めて自分の心がわかりました。
保障された人生ほどつまらないものはないと・・・・。
人の命には、限りがあります。
今、活躍していると思う人でも、いつか表舞台から降り、隠居する日が来ます。
私は、自分の夢をかなえるためにすべてを切り離しました。
動けるうちが花。
今、精いっぱい自分の花を咲かせよう。
そう思った私に、迷いはありませんでした。
このまま続けていることは失うことと感じた自分。
今、自分の手でやっている喜びの方を大切にしたい。
この喜びこそが、怖れの対極に存在するプラス思考に満ちたエネルギー。
表題の、「プラス思考は○○にある。」の○○は、喜びです。
そうです。
プラス思考は、喜びにある。
これが真理。
怖れ < 喜び
となった時に、きっとあなたも行動を起こしたいと思うようになります。
喜びの感情は、行動エネルギーに満ち溢れていますから。
まだ人が手を付けていない新たなチャレンジをしてみよう
グローバルな世界に身を置いてみよう
私の思いは実現半ばですが、そこに向かって進んでいるという確かなものを感じながら生活しています。
そして、何よりも得難いことは、自由でいられることです。
もし、あなたが、いつしか、努力することにも、夢の実現のために頑張ることにも関心が薄れてきているようでしたら、自分の喜びにじっくりと向き合ってみてください。
その喜びに、いかなる条件付けをしなければ、あなたの夢は必ず実現できます。
ちなみに、本気で心理カウンセラーとして独立開業したいと考えている方には、多少の投資と半年間食っていける蓄えさえあれば、きっとできると申し上げておきましょう。
何もしないことが最も安全だから、今のままでいい。
夢の実現のために、行動を起こしてみよう。
あなたは、どちらを選択しますか。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたに喜びの一日が訪れますように。
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