最近、脳科学者の中野信子さんの著書から目が離せません。
私が、中野さんの最もすごいと思うところは、人の心との関連性を脳科学の分野と絡めて解説していること。
そして、中野さん自身が、自分自身はもちろんのこと、人間の心の本質をよく理解していることにあります。
著書はこちらをご覧ください。
シャーデンフロイデ ~他人を引きずり下ろす快感~
例えば、この
シャーデンフロイデ
というドイツ語。
原語シャーデ(shade)は残念、フロイデ(freude)は喜びの意味。
つまり、
「人の不幸は蜜の味」
と言い換えればよくわかるでしょうか。
身近な例で例えれば、
これが、わかりやすいシャーデンフロイデの構造です。
多分、私の心の中にも同様の感情が湧き上がることがありますので、脳の働き(オキシトシン)が関連しているというのも実感として理解できます。
日常の出来事で例えましょう。
自分の車を強引に追い抜いていった車が、その先でネズミ捕りに引っかかっていたところを目撃したら、「それみたことか。」「ざまをみろ。」と、このシャーデンフロイデが働くことでしょう。
人は寛容さを持っているものの、その対極に働く心も持ち合わせている。
中野さんは、人の感情を読み取らないサイコパスは1%の割合で存在すると言っていますが、このシャーデンフロイデこそ、現代社会の病理の原因とも言っています。
こういう心理状態を感じた時こそ、
シャーデンフロイデ
を思い出して、心の内側を感じてみましょう。
1 気づく
2 相手と切り離す
3 心を選択する
この手順で、自らのシャーデンフロイデは弱めることができるものと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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