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認められたい自分から脱したときに出来上がっているマインド

心理学

昔の自分は、とにもかくにも、

 

人から認められたい・・・

いい評価をもらいたい・・・

そして、心の中では出世したい・・・

 

と思って生きていました。

 

それゆえ、自分の仕事ぶりに、

「おー、やるねえ。」とか「すごいじゃん。」

などと、周りから声をかけられるたびに有頂天になって、仕事を続けていたようなところがありました。

 

反対に、周りから批判を受けるたびに、落ち込んでいた自分もいたものです。

 

ですから、仕事は、充実してもいましたが、時には辛いことも数多くありました。

 

これらは、評価を周りに委ねていたから起きること。

 

周りの言い方ひとつで立ち上がったり、ぐらついたりする。

そんな不安定の生き方を脱したいと強く願うようになったのは、30代後半からです。

心の学びを積み重ね、今では、人の評価に一喜一憂しない自分になっています。

 

その自分流のトライは、評価を人の手に任せっきりにせず、自ら行うことでした。

 

自分で感じること、そのものが評価。

 

例えば、行動した後、

嬉しいと思えば100点。

やや嬉しいなら80点。

嬉しさがなかったなら30点。

 

心と行動が生み出す、自分だけが受け取る感覚。

 

そのためには、自分の心と行動が一致していることが大切でした。

揺るぎのない自分軸。

軸がぴったりと決まって、止まりながら回り続けるコマを意識しました。

 

そして、自分と周りとの間に一線を引くことが必要です。

周りは周り、自分は自分。

冷たく突き放すのではなく、別の世界観を認めてあげる感覚、何を感じようと許してあげる寛容さ、そんな心持ちだと思います。

 

もちろん、褒められればうれしい感情も湧くのですが、今ではそれに一喜一憂しない自分が確立されている感じがあります。

 

その証拠に、どんなにマイナス評価を受けようとも、それは別の世界で捉えていることとして受け止める自分でいれば、自然と受け入れることができます。

 

なぜなら、

自分の世界はすべて自分で作っている

というところに到達しているから。

 

ならば、相手の世界は相手が作っているもの。

 

自分が見える世界 ≠ 相手が見える世界

 

だから、周りから何か言われても、

 

ふうーん、あなたはそう感じるんですね。
あなたには、そう映って見えるんですね。

 

と受け取っている自分がいます。

 

例え感情が働いても、最終的に、ここに持っていく思考があります。

 

いやいや、

「周りがそうだから、私はいつも落ち込むんです。」

「私は、あの人のために、どんな辛い思いをしてきたことか・・・。」

とおっしゃる方に一言。

 

私には、この考え方には、

「もしも自分の心が映し出されている世界をあなたが見ているとしたら、それをすべて受け入れがたいものとして捉えているということですね。」

と肯定しつつも解釈を加えて、コーチングいたします。

 

この方が見ている周りは、すべてこの方の心の投影物。

 

それらを都合の悪いものとすることは、とりもなおさず、自分の心をも受け入れられていないと言えるわけです。

 

自分自身を否定する考え方には、解決策はありません。

 

お分かりになりますか?

 

まずは、あなたの心をたっぷり感じることから。

その心の中には、あなたの気づき得ない何かが眠っていますよ。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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