以前に掲載した記事の続きとして書きます。
マイナス思考は悪いものではないというステージに着地してください
上の記事では、
電子の世界も地球の磁力も、マイナスとプラスのセットで成り立っている。
マイナスはプラスと抱き合わせで存在する。
と結論を書いたと記憶しています。
さて、心理カウンセラーを目指す方に、
「独立するにはどうしたらいいですか。」
と聞かれることがあります。
個人事業主の場合は、
①税務署に開業届けを提出
②銀行に法人口座を開設
まず、この2つをすることから始まります。
でも、それよりも大切な部分がこれ。
本当にやる気があるかどうか
なんです。
個人事業主になるということは、営業、集客、確定申告など、すべてを自分自身でやらなければなりません。会社に行き、与えられた仕事をこなして、給料をいただくのとは、全く違う世界です。
そういう覚悟があるかどうか。
また、収入も、やればやっただけ返ってくるのが個人事業主の特徴であり、その反対にやらなければ何も入ってこないのも承知していただかなければなりません。
これを言うと、大抵の方は諦めてしまいます。
・やることが多すぎるから
・自信の無さから
・収入面の不安から
だって、会社に行けば、すべてやってくれるし、定額の給料を頂けるから、不安を抱えなくて済む。
たいていの人は、こちらを選択します。
でも、個人事業主には、勤め人にはないメリットがあります。
それは、
自由であること
です。
煩わしい人間関係に悩むことから解放される。
会社のために費やしていた時間がすべて自分のものになる。
やればやるだけ収入が入ってくる。
個人事業主は、
自分の本当にやりたいことにチャレンジしたい
自由な時間を得たい
もっと稼ぎたい
と思う方に向いています。
この記事は、
会社を辞めて、独立開業したい
という方を応援する記事です。
あなたの隠れたプラス思考を、心の中から見い出してみてください。
さて、新しいものごとを始めるときに
「どうせ、無理に決まっている。」
「きっと、失敗するに違いない。」
などと考えたことがあると思います。
これは、明らかなるマイナス思考。
そもそも、マイナス思考というものは、行動を鈍らせるもの。
では、マイナス思考って、どんな感情から来ていると思いますか。
それは、
怖れの感情
なんです。
怖れの感情は、安全であり確実であることを求めます。
この思考は、現代日本人の主流の考え方です。
そもそも、公教育の場で教えている教師たちが、生活を保障されている公務員ですから、彼らの教育を受けた子供たちが事業を展開できる能力を身に付けようもありません。個人で事業を行う人は、学校ではなく、親や身近な人から事業のノウハウを身に付けていくことがほとんどです。
例えば、教育公務員は、法令を遵守し、職務に忠実でありさえすれば失うものはありません。
そして、社会的地位・給料・老後の年金、与えられるものはすべて与えられます。
お客様を集客する必要はなく、生徒たちは毎年自動的に入って来ます。
努力に勝る天才なし
努力は必ず実を結ぶ
と、ただひたすら頑張ることを教え続けるのが学校の教師たちです。(自分が現場をよく知っているからこそ、実感を込めて申し上げます。)
でも、これが通用するのは、温室の中である学校だけ。
ひとたび社会に出れば、がんばっても、努力し続けても、実現できないことに山ほど出会うことになります。
それを知った人々は、悟ります。
なーんだ。
結局、夢なんて、実現できないんだ。
頑張っても、その通りにならないことばかりだ。
だったら、今のままでいい。
何もしない方が安全。
というところに落ち着くわけです。
ある程度、勤めて、財産を築き、家庭を持っている人ならなおさら、そういう思考になります。
失うことが最も怖いことだからです。
社会的地位
財産
家庭
守りに入った時から、あなたの思考は自分の夢をあきらめ始めます。
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