カウンセリングをしていると、クライエント様の心の状態に気づきます。
心の状態とは・・・、
「鏡の法則」の著者、野口嘉則氏は、これらを総括して「心の器」と名付けています。
その様相をイメージできることが、カウンセラーには求められます。
軌道が遅かったり、動きがスムーズでないコンピュータが、実は裏でいくつものプログラムが作動していた・・・、なんてことがよくあります。
悩みも、それとよく似ていて、目に見えない過去への後悔や未来への不安を抱えてしまっているがゆえに、今この現実にうまく向き合えないということです。
そこが自分自身でわからないからこそ、ご相談に見えています。
カウンセラーは、裏でどんな思考や感情がはたらいているのかを見抜いていく必要があります。
そう思って、そこに視点をおいて、背景にフォーカスしながら、お話をひたすらお聴きしていく。
それを単刀直入に言葉で伝えるのではなく、目で見えるようにして差し上げることが大事です。
ゴルフでは、ホールを目指すために、クラブを選びます。
5番アイアンで寄せて、ピッチングでグリーンを捉える。
3番ウッドで一気にグリーンに乗せる。
それと同じように、カウンセリングでも、ゴール(お悩みの根本的な解決)を目指すために、どの手段を用いるのかは、カウンセラーのセンスの見せ所です。
下は、人間関係でお悩みの方に行う可視化の手法の一つです。
そして、ご自身のパーソナルスペースに、なりたいご自分のイメージを言葉にして、書き込んでいきます。
そこは、誰にも評価を受ける必要のない、あなただけの特別な領域であるということを理解していただくためなのです。
こうして、自分のスペースを大切にできるようになっていくと、相手のスペースも尊重することができるようになるのです。
カウンセラーは、絶えずクライエント様の無意識にフォーカスし、それを可視化させていくことが大切な役割なのです。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
ブログランキング参加中です。
この記事にご共感いただいた方は、ぜひ下の写真をワンクリック、お願いいたします。m(_ _)m
なお、記事の拡散・シェア、大歓迎です。
今日もあなたに喜びの一日が訪れますように。